バンガロール・バーチャルリアリティ・ミートアップを開催しました

2016年5月 8日

とあるアメリカの調査会社の報告では、バンガロールは世界で2番目に成長しているスタートアップ都市とランク付けされています。そんなスタートアップが多い都市ということもあってか、新しい技術やコンセプトに対する感度も高いエンジニアが多いような印象も受けます。ここ最近では、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)といった話題のコンセプトが、バンガロールでも注目を集めています。(VRについては、ニシャンツ先生の「今年はVR元年!」をご参照ください)

そこで、インターネット・アカデミーのインド支店が主催者となって、「Bangalore Virtual Reality Meetup」というものを始めました。その第1回目を昨日、5月7日に実施してきました。

日本でも、こういった特定の技術にフォーカスした技術者のコミュニティーというのはありますが、バンガロールでは種類や参加者どちらも圧倒的に多いように感じます。アメリカでも良く使われていますが、「Meetup.com」というWebサイトで、このようなコミュニティーを作成することができて、同じような分野に興味のある人達が集えるような仕掛けがされています。私たちもMeetup.comを使用してみましたが、すぐにコミュニティ参加者は100人を超え、毎日のように参加者が増えてきています。

さて、イベントの方では、VRコンテンツ開発に必要なヘッドマウントディスプレイからジェスチャーコントローラー、360度撮影カメラなど、様々なガジェットを用意して、まずは参加者にVRの世界を体験していただく機会を作りました。もちろん、すでにVRコンテンツを作成している技術者もいらっしゃいましたし、マーケティング会社の方がVRマーケットの状況を知りたい、といった目的で参加されていた方もいました。

ちなみにVRコンテンツは、Web技術を使っても作成できるようにMozillaを中心として活動が始まっています。WebGLというブラウザー上で3D表現をするためのJavaScript APIを使用していくことになりますので、ますますJavaScriptの活躍の場も広がっていきそうですね。興味のある方は「MozVR」のサイトをぜひご覧になってください。

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