オンラインでIIT学生からプログラミングを学ぶ『CodePrompt』を公開しました!
2018年11月20日

インターネット・アカデミーの海外拠点である「xLab」がオンライン上でインド工科大学(IIT)の学生からリアルタイムの指導を受けられるCodePromptを11/16(金)に正式にリリースしました。
今回はそのCodePromptの画期的な特長についてご紹介します。
従来のMOOCの課題
MOOC(ムーク)とは、Massive Open Online Coursesの略で、大学などの教育機関がオンラインで開講する講座のことです。
MOOCは、インターネットを介して専門的な教育を受けることが可能であり、場所や時間帯を選ばず、気軽に授業を受けられる点で、これまでの学校や大学での学び以上の利便性があります。
例えば、日本では東京大学がCourseraとedXにて計14コースを開講しており、その登録者数は世界185か国以上からなる累計37万人を超える広がりを見せています。(※1)
ところが、MOOCはモチベーションに繋がりにくく、途中で挫折してしまうことが多い傾向にあります。ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同開発したedXを例に見てみると、90%の受講者が途中で離脱してしまい、その修了率はわずか5.5%に留まるという研究結果が発表されています。(※2)
また、従来の学習形態とMOOCによるテスト合格率にも差が表れているとの統計もあります。
サンノゼ州立大学において、統計学を大学とMOOCでの学習を比較した際に、試験の合格率は大学での授業を受けた学生は71%であったのに対して、 MOOCで学習をしていた学生は51%に留まるという結果が明らかになっています。(※3)
CodePromptのここがスゴい!
CodePromptでは、オンラインでいつでもプログラミングを学ぶことができるだけでなく、世界最高峰のIT系大学であるIITの学生たちが、リアルタイムでのマンツーマン指導を行ってくれます。
受講するコースのエキスパートであるIIT学生メンターは、受講者がコーディングする様子を見ながら、フィードバックやアドバイスを行います。
それ以外にも、CodePrompt以外で学習した内容に対して抱いた疑問点があれば、週一回、学生メンターに質問して解決する話し合いの場も用意されています。
そのため、場所や時間に制限されないというオンラインの利便性を活かしつつ、疑問を抱いたときにはすぐに質問できるという、まるで通学制スクールのように対面式で学ぶことができます。
また、幅広いコースメニューがあり、どれを選んでも受講者のキャリア実現に有用かつ実用的な内容となっている点も、大きな魅力です。そのため、CodePromptを通じて学んだことを、現場や業務でそのまま活用できます。
そして、CodePromptの修了者に送られる認定証を活かし、就業チャンスに繋げることも可能です。
何故ならCodePromptを提供するインターネット・アカデミーはW3Cのメンバーであり、CodePromptで配信されている教材は、W3Cの基準に則っているためです。
このようにインターネット・アカデミーは、インド、アメリカ、フランスをはじめとする海外拠点との連携から蓄積した知見をスクールのカリキュラムに還元しています。
CodePromptは、英語でプログラミングを学ぶ海外向けサービスとして開始されたため、日本語でのサービスではまだありませんが、より国際的な専門性の習得を目指す方や、Webスキルに関心を抱いた方は、ぜひインターネット・アカデミーの無料体験レッスンに足を運んでみてください。
参考URL
- (※1)東京大学 ホームページ
- (※2)HarvardX and MITx: Four Years of Open Online Courses -- Fall 2012-Summer 2016
- (※3)日経XTECH 「インターネット講義(MOOC)受講生の"悲惨な"テスト合格率から学ぶこと」
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