WebVRを使ったWebサイトを公開

2016年12月25日

インターネット・アカデミーのインド支店では、クライアントからの開発案件や共同研究案件などを「xLab」というブランド名で請け負っています。特に最近ではVRやAR関連の開発相談をよくいただいています。

今年がVR元年と言われている通り、専門誌ではなくビジネス誌や新聞等でもVRという言葉が出てくるのも当たり前になりつつあると思います。その中でも、徐々に注目を集め始めているのがWebブラウザー上でVR体験を提供するWebVRというものです。W3CもWebVRの技術標準の策定を進めていたりします。(「W3CのWebVR関連ワークショップレポートを読む」をご参照ください)

そんな市場のニーズを先取り、xLabのWebサイトでWebVRコンテンツを実装してみました。通常のWebサイトモードに加えて、VRモードを用意しています。少しコンテンツを変えてはいるのですが、基本的には、通常モードとVRモードのユーザー体験を、同一のものにするというコンセプトで開発をしてみました。

Webサイト右上にある「VR」アイコンをクリックしてみてください。もしくは、「xLab VR mode: https://makexhappen.com/vr-mode/」に直接アクセスして見てください。

パソコンから見ている場合には、クリックアンドドラッグで、コンテンツを上下左右に動かすことができます。オススメはスマートフォンでの閲覧です。スマートフォンの動きに合わせて、360度見回していただくことができます。

もし、Google Cardboardといったスマートフォン用のVRヘッドセットをお持ちの方がいらっしゃいましたら、VRモード右下にあるゴーグルマークをクリックして見ていただけると二眼モードになりますので、さらにVRらしい体験をしていただくことができます。

VRモードの開発には、「A-Frame」というWebVRフレームワークを利用しています。「A-Frameを使ったWebVR制作ことはじめ」というシリーズを書き始めておりますので、少しずつ、A-Frameの使用方法を紹介していきたいと思います。

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