日本のスマホトラフィックシェアは世界トップ!ますますスマホ対策が必須に
2017年3月 3日
昨年、Googleの「>モバイルファーストインデックス(MFI)」対応により、ますます今後はWebデザインにおけるスマートフォンサイトの重要性が増しています。(MFIについて詳しくは過去記事「Google検索、今後はモバイルサイトが評価の基準に」をご参照ください。)
そしてさらに、先日スマートフォンについて大変興味深い発表がAdobeから行われました。
2017/2/28に、Adobe Systemsが運営するAdobe Marketing Cloud Japan Blogにて、「日本のスマートフォンのトラフィックシェアが世界で最も高いことが判明」という記事を公開したのです。 なんと、2016年の世界のインターネットトラフィックに占めるスマートフォンの割合を地域ごとに調査したところ、対象となった12カ国のうち、日本が最も高かったそうです。 日本国内におけるインターネットトラフィック全体のうち、スマートフォンが47%を占めていたのです。日本に次ぐスマートフォンシェアが高い国は韓国(43%)、ついでインド(40%)だったそうです。
インドのスマートフォンのトラフィック成長率は目覚しく、2014年から2016年までの2年間でトラフィック成長率がプラス290%、スマホ利用者は2億6,900万人増加したとか。インドにいるインターネット・アカデミーのスタッフからも、インドのスマホ利用の多さについては話を聞いていたので、想像通りの結果でした。
また、タブレットによるトラフィックシェアは、グローバル全体で下落傾向にあるそうです。もちろん国にもよりますが、日本はたったの6%だったとか。
米国においても、デバイス毎のWebサイトトラフィックは、以下のグラフの通りで、スマートフォンの伸び率が激しく、タブレットとパソコンはシェアを奪われている状況です。
日本においても、スマートフォンサイト対応やスマートフォンサイトのためのデザイン設計が重要視されていることを理解して、コンテンツ企画やサイト制作を進めていかねばならない状況であることが、改めて今回の統計調査で分かりました。
今Webのお仕事に関わっている方も、これからWebの勉強をしようと考えていらっしゃる方も、スマートフォン対策を第一に考えて、情報やスキルアップを進めていくようにしましょう。
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