【ERCIM 最新情報】Payments Request API がW3Cの勧告候補へ!

2017年9月22日

こんにちは、ターニャです。9月14日に、Payments Request API がW3Cの規格の勧告候補(Candidate Recommendation stage)となりました。今回は、これから電子取引への活用が期待されるPayments Request APIについてご紹介します。

「Payments Request API」とは

「Payments Request API」 とは、ショッピングサイト上の決済フローをよりスピーディーで簡単に行えるようにする新しいAPIです。具体的には、決済フローをブラウザが仲介できるようにし、UX(User Experience)をどのページにおいても、どの支払い方法においても、一貫性のあるものにすることで、Web販売者が簡単に複数の支払い方法を設定できるようにすることなどがあります。

「Payments Request API」のメリット

Payments Request APIは、支払い完了までのプロセスのUX(User Experience)を向上させます。商品のコンバージョンを高めるため、また、セキュリティ対策の効果を高めるために開発されてきました。 今まで、カートに入れた商品の支払いの完了までの手続きに時間がかかってしまい、購入するまでに至らないケースが問題とされてきました。Payments Request APIを利用することで、支払いまでのプロセスがよりスムーズとなり多くの購買につなげることが期待されます。

Payments Request APIは、現時点でメジャーなブラウザであれば基本的に実行することができます。具体的にどのように実行できるかについてよくわかるGoogle I/Oの動画、Future of Web Payments」をご紹介しますね。

URL

個人的には、ユーザーにとっての利便性が高まることを嬉しく思っています。マーケティングという観点では、今回のAPIがECサイトを通じたコンバージョンに今後どう影響していくのかに注目していきたいですね。

テーマ

最新の記事

スタッフ別ブログ