インド工科大学マンディ校に訪問してきました!

2017年10月 6日

いまや、世界最高峰の理系大学と称され、入試倍率も50倍以上という非常に狭き門として有名なインド工科大学は、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。インド政府により設立された国立大学で、インド国内に多くの年々、キャンパスを増やしていっています。

インド工科大学(Indian Institutes of Technology:以下IITs)はインド政府により設立された、工学と科学技術を専門とする23校の国立大学群。国家的にも重要な研究機関と位置づけられ、研究水準の高さは国際的にも認められています。また、同大学への入学は非常に狭き門とされ、その競争率は50倍を越えることから世界最高峰、最難関の理工系大学として認知されています。現在、世界のプログラマーの1割を輩出しているといわれているインド。そのインドにおいて、頂点に君臨するのがIITsです。多くの卒業生が多彩な分野で活躍していることから、IITブランドという学術的な基準も生まれています。

ウェブスタッフ株式会社 PIITsサイトより引用

この夏に、インターネット・アカデミーのバンガロール校でインターンシップをしていたIIT学生の誘いで、IITのマンディ校に訪問してきました。マンディという街は、インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州にあります。名前からヒマラヤ山脈を想像させると思いますが、マンディからも雪の帽子をかぶった山脈を見ることができました。

ちなみに、ヒマラヤ山脈の「ヒマ」はサンスクリット語で「雪」を意味します。そして「アーラヤ」が同じくサンスクリット語で「すみか」を意味するため、ヒマラヤというのは「雪のすみか」という意味なんですね。「ヒマーチャル」は「雪の場所」という意味だそうです。マンディでは、雪はまだ降っていませんでしたが、11月になると急激に寒くなってくるそうです。

IITのマンディ校では、近隣の大学を集めてのスポーツ大会が開催されていました。なんと参加する学生の総数は800名とのこと。規模が違いますね。クリケットをはじめ、サッカーやバスケットボール、バレーボールなど10種類のスポーツが開催されて大盛り上がりの様子でした。

IITマンディ校では、とにかく全てにおいて学生が主体で動くというのが特徴のような印象を持ちました。このスポーツ大会も昨年、学生が企画し、近隣大学への声がけからスポンサー集め、当日の参加学生への食事や宿泊先の手配など、すべてを学生たちのチームで運営しています。こういったイベントを通して、勉強に集中させるだけでなく、ビジネス感覚の育成やオペレーションの経験などを得る機会があるのも、IIT卒業生が世界各地で活躍している所以なのかなとも感じました。

私たち、インターネット・アカデミーのバンガロール校もブースの出展をさせてもらい、IITの学生たちとプログラミング学習について議論をしたり、こんな技術がこれから必要なのではないかとフィードバックなどもいただき、有益な時間を過ごすことができました。いま、もっとも勢いのある大学の学生たちの熱を感じ、マンディ校以外のキャンパスも訪問してみたくなりました!

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