日台スマート産業サミットに参加してきました

2016年6月 7日

先週、6月3日に台湾の台北で開催されました「日台スマート産業サミット」に参加してきました。この会議は、スマートハウスやエネルギーマネージメントなどをテーマに日本企業と台湾企業の連携の可能性を探ることを目的としています。

ちょうどこの時期は、アジア最大級のIT展示会である「Computex Taipei 2016」が台北で開催されていて、今回の会議は、その展示会に併設された会場での開催となりました。台湾側からは台湾行政府の大臣のスピーチがあったり、モバイルデバイス協会の会長からのプレゼンテーションなど、台湾のスマートハウス市場の状況を共有していただきました。日本側からは神奈川工科大学のHEMS認証センターセンター長も務めるインターネット・アカデミーの一色顧問や、インターネットイニシアティブジャパンの役員の方から日本の取り組みなどが紹介されていました。

今回の会議は、昨年の開催に続いての第2回目の開催だったのですが、第1回目の開催からのこの1年間で、すでに日台企業の連携が実現していたりと大きく前進しているような印象を持ちました。技術的にはインターネット・アカデミーでもコンペ開催のお手伝いをしているEchonet Liteという技術が主流になっているようでした。実はEchonet Liteでは、Web系の技術がふんだんに活かせる仕組みになっていますので、Webエンジニアにとっては、ぜひ取り組みはじめたい技術の一つでもあると思います。

インターネット・アカデミーでも、継続してアプリコンテストも開催したりしていきますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。