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スクール選びに役立つ!比較・評判サイトを見る前に知っておきたいこと

2018年4月17日

スクール選びに役立つ!比較・評判サイトを見る前に知っておきたいこと

新生活が始まるこの時期、スクールに通うなどしてスキルアップを図る方、自分磨きを始める方がとても多くいらっしゃいます。 中でも、スクール選びの手段としてインターネットで情報収集をする方がほとんどではないでしょうか。

今日の記事では、そんな方に向けて、今日の消費者行動の傾向と合わせて、最近のマーケティングの動向と、スクール比較とスクール選びのポイントについてご紹介します。

スクール選びの手段とインターネットの情報

Web・ITが学べるスクール探しの方法として、多くの方が利用されているのがインターネットでの検索です。スクール探しに限らず、消費者行動においてインターネットの情報の重要性は年々高まっています。

消費者庁のデータによると、20歳~30歳代の人は、商品やサービスを選ぶときの知識・情報の入手先として、インターネットサイトを参考にしている人が80%と、他の情報源と比較して圧倒的に高いということが分かっています。

商品やサービスを選ぶときの知識・情報入手先
商品やサービスを選ぶときの知識・情報入手先

消費者庁「平成29年版 消費者白書」より

また、商品やサービスを検討する際、クチコミを参考にするという回答も20歳代は70%を超えているため、インターネットの情報の中でもクチコミを気にする方が多いという結果が出ています。

商品やサービスを選ぶときの知識・情報入手先
商品やサービスを検討するときにクチコミを参考にする

消費者庁「平成29年版 消費者白書」より

クチコミや比較サイト・評判サイトの信ぴょう性

それだけ消費者がインターネットの口コミ情報を気にする人が多いということは、それをビジネスにする人や会社が多いのが実情です。
インターネットの情報を操作し、間違った知識を与えて消費者の購買行動を操作するマーケティング手法として、ステルスマーケティング(=ステマ)というキーワードを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

ステルスマーケティングとは、マーケティングの手法のうち、それが宣伝であると消費者に悟られないように宣伝を行うことである。 ステルスマーケティングは、中立的な立場での批評を装ったり、当の商品と直接の利害関係がないファンの感想を装ったりして行われる。商品の特長の紹介や、評価システム上の評価をつり上げるなどの行為により、多くのユーザーの目に触れさせ、またユーザーの商品に対する印象を上げることが主な目的とされる。 インターネット上では、ショッピングサイトのユーザー評価の投稿欄や、ブログ上の体験記、口コミ情報サイトなどがステルスマーケティングに利用されやすい。有名人などがブログでお気に入りの商品を紹介する記事の中にも、ステルスマーケティングに該当する例があるとされる。

引用:Weblio辞書「ステルスマーケティング」より

上記にある通り、インターネット上のユーザー評価、クチコミ体験談など、誰とも知れない人の口コミや体験談はステマに利用されることが多いのが現状です。 また、比較サイト・評判サイトを立ち上げて、広告主の製品やサービスを褒めたたえ、競合の製品やサービスを貶める情報を記載するというマーケティング手法も、業界や商品に限らず多く存在しています。

インターネットの情報は、即時性があり、利用方法を間違わなければ、大変有意義なものも多いことは間違いありません。しかし、大事なことは、インターネットの情報にはそのような広告や宣伝、悪意などが紛れているということを知っておき、見分ける力をつけておくということです。
誰が投稿したのかわからない、恣意性を感じるようなコンテンツは、特にその可能性が高いと言えます。

スクールの比較や、スクール探しをする上では、インターネットの情報は欠かせないものであることは間違いありません。 しかし、インターネット上のクチコミや比較情報などは、発信源を確認し、広告やステルスマーケティングの可能性を見極めた上で、参考にするようにしましょう。

一番お勧めしたいのは、インターネット上の情報を比較する際に、そのスクールの卒業生の実績や、卒業生のインタビューをチェックするということです。
誰ともわからない人のクチコミではなく、名前が公表されている受講生・卒業生の実績やインタビューであれば、安心して参考にすることができます。
その上で、体験レッスンなどに参加し、受講生や卒業生の作品、スクールの雰囲気などを自分の目と肌で感じた上で、ご検討されるのがお勧めです。

まとめ

インターネット・アカデミーには、将来のため、仕事で役立てるためにWeb・ITのスキルを身に付けたいというご相談を連日頂いています。
今日ご紹介したお話は、Webマーケティングの知識としても役に立ちますし、日常生活でも知っておいて損はないお話です。 ぜひ参考にして、良いスクール選びをしてくださいね。

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本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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