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学校にいすぎてはいけない? フランスにおける教育システム

2017年9月 4日

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こんにちは、ターニャです。フランスではちょうど今の時期、ほとんどの人が夏休みを楽しんでいます。 先週、LeLaboの仲間たちと休日の話をしていたとき、フランスの教育システムの話題になりました。 私が受けてきたインドの教育システムとはかなり違っていて、「面白い!」と思ったので、 今回はフランスの教育システムについてご紹介したいと思います。

フランスの義務教育

ここフランスでは6~16歳の10年間が義務教育となり、以下の3つの段階に分かれています。

  • エコール(小学校)
  • コレージュ(中学校)
  • リセ(高校)

授業は基本的にフランス語で行われますが、なかには英語とフランス語で授業を行うバイリンガルスクールもあります。 多くの場合、両親は子ども達を公立の学校に通わせます。私立学校は、独自に運営をしている学校のほか、 州と契約をすることで授業料の負担が軽くなる学校もあります。

また、授業は一日の早い時間に始まり早く終わるそうです。授業後のの時間を使って、 生徒たちはスポーツやクラブ活動を楽しむことができます。 ちなみに、クラブ活動は学校が運営しているのではなく、プライベートなチームなどに属すことになります。

学校では週30時間以上過ごさない

学校では基幹となる科目に重点がおかれ、その他の科目よりも良い成績をとることが期待されます。 しかしながら、フランスでは生徒たちが週24-30時間以上学校で過ごしてはいけないことになっているのです! 学校によっては、低学年のクラスは水曜の午後が休みの場合もあるのだそうです。

インドのバンガロールで週45-50時間は学校で過ごしていた私にとって、 フランスのシステムはかなり新鮮に感じます。

他にインド教育と違う点は、同じ年に生まれた生徒はすべて同じクラスで授業を受けることと、 基本的に制服がないところです。

高校の卒業時期になると、「バカロレア」という試験を受けます。 これは、中等教育修了と高等教育入学資格に必要な国家資格で、取得後に進路が決まります。

それでは、気になるフランスの大学教育システムについては次回またお話しますね!

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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