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リアルな体験から見るバンガロール

2017年3月12日

みなさんこんにちは。インターネット・アカデミー バンガロール校で勤務している西川です。先週の「世界で活躍!プロフェッショナルなIT留学を!」に引き続き、山田先生のアカウントを借りてインドからの記事をお届けしたいと思います。

前回、ITを学ぶならインド、その中でもの本場バンガロールという記事を書きました。今回は、実際私がインドに来て感じたことを「バンガロールの大学調査」「イベント参加」「経済成長率」の3つの視点から書こうと思います。

バンガロールの大学調査

まず大学調査に関して、大学を訪問して私たちの活動を知ってもらうため、大学名のリストアップ作業を行いました。その際、上司から言われたことが衝撃的で、「IT関連の大学をオフィス周辺で50個ほどリストアップして」という内容でした。私は驚きました。なぜなら日本にいるときに周辺でそれだけの数の大学を見たことがなかったですし、まして今回はITの授業がある大学という制限もありました。

ちなみに以下のデータは、日本の文系、理系問わず全大学数の各都道府県別ランキングです。このデータから見ても、「IT関連」×「オフィス周辺」というキーワードで、50個だすのはかなり指南の技ではないかと想像しました。

第1位 東京都......137(国立:12、公立:2、私立:123)
第2位 大阪府......55(国立:2、公立:2、私立:51)
第3位 愛知県......50(国立:4、公立:4、私立:42)
第4位 兵庫県......38(国立:2、公立:3、私立:33)
第5位 北海道......37(国立:7、公立:5、私立:25)

2015年(平成27年)度学校基本調査で公開されている各都道府県の大学数を調べ

しかし実際調べてみると、オフィスの周りで50以上の大学を簡単に見つけることができました。しかもターゲットにしたのは理系でITプログラミングの授業がある大学のみです。バンガロールではITプログラミングに絞ってもこれだけの大学がすぐに見つかるのは衝撃的でした。また実際に大学の校舎を訪問してみると、どこもITに本腰を入れているため、あらゆるところにパソコンがおいてあり、パソコン教室を見学しにいったかのようでした。

バンガロールのイベント

今回の1ヶ月の滞在期間中に、私は以下のようなイベントに参加しました。

  • Japan Habba (年に1回ある日本とインドの交流会)
  • 技術者の交流会 (インターネット・アカデミー主催で毎月行ってます)
  • VRイベント  (自社のVRサービスをプレゼンするイベント)

このようなイベントに参加する中で、インド人に共通して感じたことがあります。それは「積極性」「大きな夢を持っている」ということです。積極性に関して述べると、日本では、謙虚さゆえに、自分から話しかけづらく、主催者の人が号令をかけたりしてお客様同士が話せるよう促進するイメージがあります。しかし、私が参加したイベントでは参加者自身が積極的に他の人に話しかけ、自然と集まりができている光景をみました。

バンガロールでは、毎日のように「ミートアップ」と呼ばれるIT技術者同士の勉強会兼交流会が開催されています。ミートアップに参加して、この積極性を感じていただき、さらにIT技術者とのコネクションを作れてしまうのは、バンガロールならでは良い点だと思います。

冒頭のタイトルであるリアルな体験。知識として知っている状態とリアルな体験では大きな差があります。水泳の授業でいくら泳ぎ方を勉強しても、実際プールで練習しないかぎりは上手くならないでしょう。実際にバンガロールに訪れることにより、感じたことは今後の財産です。

インドの経済成長率

現在ITの発展がめまぐるしい中、IT大国であるインド。かつ若者の積極性、志の高さを見ると、成長率も著しいのではないかと思い、経済成長率を調べてみました。

第6位  インド......(7.563)

第105位 アメリカ......(2.596)

第160位  日本......(0.539)

やはりインドは世界のTOP10に入っており、前年から7.5倍の経済成長。日本は経済成長率1に到達せず、低迷している結果でした。ITが発展していく中で、インド人の方々と仕事をする機会が間違いなく増えてくると感じております。なにしろインドの人口は世界2位の約13億人いるので。

以上3つの視点から見てきました。ITの規模感に関しては、大学数からみてとれましたし、インドという国の成長感は、イベントで出会う若者の特徴や、経済成長率からみてとれました。

今後、世界の中心となると言われているIT大国インドにおいて、その本場バンガロール。一度足を運び、この盛り上がっている雰囲気を実際肌で体験されてみてはどうでしょうか。インターネット・アカデミーでは、過去の受講生の方がニューヨーク支店やインド支店での海外インターンシッププログラムに参加された事例があります。めったにない制度だと思いますので、ご参加希望の方は、キャリアプロデューサーにお声がけください!

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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