私が最近ハマっているSNS「Mastodon」
2017年5月22日

みなさん、こんにちは。
今回はつぶやきサイトをはじめとするソーシャルネットワークサービス(SNS)の世界についてお話ししたいと思います。
つぶやきサイトといえば、Twitterが今日では有名ですよね。 こうした形のSNSはここ数十年で急速に人気になりました。 Twitterが火付け役となって、様々なつぶやきサイトが開発されていますが、目立った成功を収めているのはほんの一握りです。
その中でも、最近私が気になっているSNSがあります。 その名も「Mastodon(マストドン)」。W3C内でも話題になっていたので関心を持ち始めました。 「Mastodon」は他のつぶやきサイトと何が違うのでしょうか。
「Mastodon」の特徴
「Mastodon」は、オープンソースで、分散型のSNSです。
分散型とは、特定の企業や個人の所有していないプラットフォームなので、 そうしたホストからプライバシーを守ることができます。 また、投稿ごとに公開範囲を細かく設定することができます。
そのため、他のSNSとは異なり、ユーザーは自分の発言やデータの拡散をある程度管理できるようになっています。
Mastodonを構築するためのソフトはオープンソースで公開されており、誰でも独自のMastodonインスタンス(サーバ)を作ることができます。 インスタンス同士は「連合」や「連邦」と呼ばれるつながりを作ることができます。
TwitterやFacebookは、1社が中央集権的に運営しているのに対し、分散型SNSであるMastodonは、どこか一つのインスタンスが閉鎖されたとしても、全体に関係することはありません。
そこが、Mastodonの最大の特徴なのです。 ITの知識がある人たちの中で特に盛り上がっているというのが、よく分かりますよね。
今のところでは、ユーザー数が全世界で65万人ほどで少ないですが、これからどんどんユーザーが増えていくことが予想されます。(ちなみに、Twitterは3億人を超えています。)
みなさんも「Mastoson」を使ってみてはいかがでしょうか。
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